1st Stage
お子様の矯正治療について
当院の治療ポリシーは
「あわてない」矯正です。
“早くしないと”より、
“大人になっても大丈夫”かを考えます。
子どもの矯正 これだけは知っておこう
- ・早く始めないと大変なことに・・・なりません!
- ・子どものうちに治せば大人の歯もキレイ!・・・とは限りません!
知っていますか?
子どもの矯正は急いで始めても簡単に短い期間で治療出来るとは限らないんです。
そもそも論ですが、矯正治療は虫歯治療と違って緊急を要することはほとんどありません。相談に行った際に、「早く治療しないと…」と治療開始を急かされたという話を聞きます。歯医者さんに急かされると心理的に心配になってしまいますが、まずは一呼吸おきましょう。
具体的な治療方法の説明はありましたか?治療期間は?使う装置は?他の治療方法との違いなど、教えてもらえましたか?
お子様のために、保護者の方が納得してから治療を進めるということを忘れないようにしてください。
早く始めたら早く終る、は当てはまらない。
何よりも優先したいのは、
「大人になっても大丈夫」な治療。
子どもの矯正の場合、成長、生え替わり、親知らずの影響を無視して治療を早く始めてしまうケースが散見されます。その結果、治療期間の延長や、後戻りのリスクを残して治療を終了してしまうことになります。
まず考えるべきことは、今がホントに矯正治療をするベストのタイミングなのかということ。それを見極めるためにしっかりとお口の中を検査することです。
今は矯正治療のタイミングとして適切ではないと判断した場合「もう少し待ってください」とお話させていただくこともしばしばあり、そのたびに患者様からびっくりされることがあります。それらは結果的に、装置を入れている期間の短縮や、来院回数を少なくすることにもなりますから、患者様への負担軽減にもつながります。
さまざまな状況を鑑みた治療を行うことは、リスクや負担の軽減・解消につながりますので、大切であり当然のことだと考えています。