なかなか永久歯が生えてこないけれど大丈夫?

「乳歯が抜けた後、なかなか永久歯が生えてこない」「乳歯がなかなか抜けない」といった場合、なにか問題があるのではないかと心配になりますよね。歯の生え変わりの時期には、個人差がありますので、お友達が生え変わり始めたからといって、焦る必要はありません。

歯の生え変わりは、6歳〜7歳頃に乳歯列の一番後ろに第一大臼歯が生えるのから始まり、移行順番に生え変わり、13歳頃に第二大臼歯が生えるまで(親知らずがある人は、21歳頃に第三大臼歯が生えるまで)続きます。生え変わる時期には、ある程度の目安がありますが、個人差があるので、前後2年程ずれる事はよくあります。神経質になりすぎないようにしましょう。心配な場合には、歯科医院でレントゲン写真を撮ってもらい、歯ぐきの中に生えてくる予定の永久歯が存在しているかを確認してもらうのが良いでしょう。

次のような場合には、歯科医院を一度受診する方が良いです。
・ 目安の時期から2年程経過しても生えてこない
・ 反対側の永久歯が生えているのに、片側だけ生えてこない

このような場合には、歯が生えてくるスペースが無く、埋まったままになってしまっている事や、もともと永久歯が足りない「先天的欠損」である可能性があります。歯並び等に影響する事もありますので、受診後、歯科医師の診断のもと、適切な治療が必要になります。

当院では、小児の矯正歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.yoihanarabi.com/

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