矯正治療において、虫歯予防をする事は、とても大切な事です。矯正中は、装置が付いている事で、汚れが溜まりやすく、虫歯のリスクが高まります。矯正中に虫歯を作ってしまうと、場合によっては、矯正治療を中断しなくてはなりません。
今日は、虫歯予防の基本について説明していきたいと思います。
虫歯予防の基本は、3つの柱からなっています。
「正しい歯磨き」
「食生活」
「定期検診」
虫歯原因は、虫歯菌ですが、虫歯菌が悪さをするのには、食事が大きく関わっています。虫歯菌は口に入ってくる食べ物の糖分を栄養にして、歯を溶かす酸を作り出します。歯に付いた汚れである虫歯菌を除去するのと同時に、食生活を見直す事も大切です。
甘いものは虫歯の原因となります。甘いものを食べ過ぎないようにする事も勿論大切ですが、食べる量よりも食べる回数や食べ方に注意をする必要があります。虫歯になりやすいのは、「ダラダラ食べ」です。甘いものをダラダラと時間を決めずに食べていたり、ジュースや飴などをダラダラと口にするのは、危険です。虫歯予防をするにあたって、「食べ方」を今一度見直してみてください。
矯正治療をしている最中は、1か月に1度は定期的に通院していただく事になります。ですから、定期的にお口の中を見せていただく事ができるので、虫歯予防についても、矯正の治療・調整と合わせて、お話させていただく事ができます。歯磨きの仕方をお伝えし、おうちでは取りきれない汚れを歯科医院で除去していきます。
虫歯予防には、歯科医院でのケアと、家でのケア、両方が大切です。矯正治療をする時には、虫歯予防についても考えてみましょう。
当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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